西山芳浩さんの型吹きガラスの角瓶

西山芳浩さんの「角小ビン」は、以前、ひと目惚れで購入しました。
ゆらめくガラスの肌が温かく懐かしい感じがして、もうずいぶん昔から持っているもののように感じられます。
この角ビンを「百草の庭」で取り扱いたくて、金沢で制作をされている西山さんに手紙を書きました。 快く引き受けて下さり、開店の日に店の棚に少しずつ背の高さの違う角ビンが並んでいるのを見て、あぁ良かったなぁとしみじみ思いました。

この角小ビンは、溶かしたガラスを竿に巻き付けて吹く宙吹き技法の中の「型吹き」と言う技法を使って作られています。金属を溶接したり旋盤をかけたりして、型を作るところから始まります。ゆらゆらとした表情は、高温のガラスが金属に触れ、急に冷めることによってできるしわのようなもの。吹き込む時のガラスの温度や厚みで表情が大きく変わり、そんなちょっとした発見が作っている時の楽しみでもあるそうです。

一輪の花を挿して花入れとして、また、そのままひとつ飾っても絵になり、とても素敵です。 角小ビンのひとつひとつの表情を、どうぞ手に取ってご覧下さい。

西山芳浩 角小ビン ¥2,835-
※通信販売のご注文も承ります。どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。

Category: ガラス

笹りんどう

野菊や藤袴の花もそろそろ終わり、冬が近づいてきた感じのする庭の中で、今、きれいに咲いているのは笹りんどうです。茎が四方に伸び、先の方からぽつんぽつんと花をつけていく様子がとても愛らしい。地を這うようにして伸びるこの花を、切り花にして生けることは私には難しくて、時々庭に出て眺めています。

Category: 庭の草木

粕谷修朗さんの器


粕谷修朗(かすやのぶあき)さんにいただいた名刺には、「makai」 という言葉と碗の絵が小さく描かれていました。「マカイ」とは、碗ものを総称した沖縄の言葉です。沖縄の読谷村で7年間修行をされた粕谷さんにとって、「マカイ」はきっと特別な言葉なのだと思います。

粕谷さんの作る粉引の器は、粗い土を使い、少しざらりとした肌合いです。写真の飯碗は、湯呑にもなりそうな小さなサイズのもの。高台から立ち上がる線がとてもきれいです。白玉など入れても似合いそうですね。

細く搔き落とされた線が印象的な蓋物。
黒い色のものは、鉱物のマンガンを釉薬に使っているそうです。読谷村のさとうきび畑には、マンガンがごろごろころがっているのだとか。なんだか不思議な気がしますね。

この他、粉引のお皿・湯呑・マグカップ・平鉢・蕎麦ちょこ、ケヤキの灰釉のお皿などが届いています。

粕谷修朗 粉引飯椀(ミニ) ¥1,680- ・ 蓋物 ¥3,360- ・ 一輪挿し(小) ¥840-

Category: 陶磁器

本日開店

清々しい秋の日に「百草の庭」を開店することができました。
坂道をのぼってこの店に来て下さるお客様、ていねいなもの作りをされる作家の方達、誠実に仕事をされる問屋の方々。たくさんのいいご縁があることを願って、友引の日を選びました。
友人達やご近所の方からいただいた温かい励ましの言葉を忘れずに、健康に気をつけて、長く続けていきたいと思います。

Category: 日々のあれこれ

羊羊屋 宮崎桃子さんのフェルト


羊羊屋・宮崎桃子さんは、長野県安曇野で、天然の有色羊毛と、身の回りの植物を染材とした草木染めの羊毛を使い、フェルトの作品を製作されています。

今日ご紹介するものは、天然有色羊毛、つまり羊のもつ色そのままの羊毛で作られたものです。このグレーのグラデーションを眺めていると、自然のものが持つ色の豊かさにうっとりします。
厚手のコースターは、ふんわりとして存在感があり、座布団のように、旅のお土産の木彫りのものを
置いてみたり、木の実をちょこんと乗せるだけで、温かみのある小さなディスプレイのコーナーになります。コースターは、薄手の丸いものや楕円のものもあります。

その他、ティーコゼー、ポットマット、しずく型の鍋しき、コーヒーフィルターケース、フェルトドーナッツ、草木染めのものでは、くるみ鍋つかみ、壁掛け一輪ざし、ファーストシューズなどが届いています。
ティーコゼーのポケットには、宮崎さんらしく、紫陽花のドライフラワーが添えられていました。

Category: 布・革・フェルト | Tag:

OPEN STUDIO さんのほうき


ほうきは、ささっと部屋をきれいにしたいときに、とても便利な道具です。静かだから、音楽を聴きながらでも掃除をできるところが好きです。

OPEN STUDIO(オープンスタジオ)さんは、熊本でいろいろなアイアンの作品を作られています。
ご自分の作った薪ストーブに似合うほうきが見つからなかったので、アメリカでほうきの作り方を学んだのが、ほうき作りの始まりだそうです。昔ながらの日本のほうきとはちょっと違うポップな感じがするのは、そういうルーツがあるからなんですね。

インドネシア産のほうきキビ(ほうきモロコシ)を使用し、1本1本丁寧にきつく編み込まれています。
ほうきモロコシはシュロの皮、稲の穂や竹の枝とは異なり、絡む性質に優れています。 埃を集める(collect)のではなく、絡みとる(trap)もの。テーブルの上のパンくずや消しゴムくずを掃くのはもちろん、車のシートやパソコンの掃除にと、いろいろな大きさと形があります。壁にかけておいても絵になる素敵なほうきです。

Category: 暮らしの道具

ナツハゼの実

庭のナツハゼの葉が真っ赤に染まっています。
ナツハゼの紅葉はとても早く、夏の盛りにはもう色づきます。夏にハゼのように紅葉するので「ナツハゼ」と呼ばれるようになったそうです。

この辺りにはまだ雑木林がいくらか残っているので、野鳥が多く、いろいろな鳥が庭の木の実を食べにくるのですが、ナツハゼの実を食べているところはほとんど見たことがありません。だから苦い実なのかなと思っていましたが、調べてみるとそんなことはなくて、この黒く熟した実でジャムなどを作られる方もいるようです。ナツハゼは、ツツジ科スノキ属の落葉低木。同じスノキ属には、コケモモやブルーベーリーがあるんですね。
そんなわけで、今日初めてナツハゼの実を食べてみました。ちょっと苦味がありますが、ブルーベーリーに似た味でした。

Category: 庭の草木

岩手の「長腰かご」

岩手県一戸町で、笹のように細い篠竹を使って編まれたかごです。
我が家では各部屋でくずかごとして愛用していますが、農家の方が、ひもを通して腰に結び付け、作物を採るときに使うものだそうです。サイズが3種類あります。くり、しいたけ、さくらんぼ…。この大きさのかごには何を入れて使うのかと想像してみると、道具として作られたものに親しみがわく気がします。

篠竹の長腰かご 
大(径25×高さ30cm)¥3,360- ・ 中(径20×高さ25cm) ¥2,730- ・ 小(径16×高さ20cm) ¥2,310-

Category: 暮らしの道具 | Tag:

TETOTEさんのTUTU

TUTUは、お茶筒のような形の布張りの小物入れです。
手刺繍が施され、中にはどれも素敵な布が選ばれ張られています。女性なら腕時計やアクセサリーを入れたり、子供なら小さな宝物をいろいろとしまっておくことでしょう。
TUTUを作っているのは、ご夫婦で制作活動をされているTETOTEの お二人です。ご主人は椅子張りの職人さんでもあります。椅子に張る布の巻かれていた紙筒を見て、これを使ってなにか作れないかと思ったことからこの TUTUが生まれたのだそうです。椅子張りの手法で、筒に合わせて布をこまかく調整し、袋状に縫ってかぶせて作られています。

無地のTUTUは、ふたと箱のひとつひとつを個別に販売していますので、いくつでも自由に組み合わせていただくことができます。箱だけ購入されて、鍵入れ にしたり、箱のふちにピアスを引っかけて使われる方もいらっしゃるようです。あとから箱を買い足していく楽しみもあります。

写真の刺繍のTUTU 3段 5,250- ・ 2段 ¥4,620-
無地のTUTU 浅い箱 ¥1,260- ・ 深い箱 ¥ 1,365- ・ 蓋 ¥945-

Category: 布・革・フェルト

はじめまして。

はじめまして。 「百草の庭」店主の下田裕美(ゆみ)です。
百草の庭は、小さな庭のある雑貨屋です。 庭に面した店内には、陶磁器・ガラス・木工・金属・布のもの・かご・ほうきなど、手仕事の作品を中心に、いろいろな素材の暮らしのものが並びます。
「庭だより」では、作品をご紹介したり、庭の様子や店の周辺のことなどを少しずつお伝えしていきます。

Category: お知らせ