九谷青窯の色絵コースター

大人のいたずら描きみたいで、見るたびになんだかおもしろいなぁと思う絵付けです。この九谷青窯の小皿、大きさは11cmほどで、「色絵コースター」と名前がついています。
コースターとして使うと、縁飾りのように模様が映えるんです。 たくさんの氷が入って汗をかいたグラスを置くには、陶器のコースターもいいかもしれませんね。 プレーンなカップにアイスクリームを入れてのせたり、冬には、耐熱グラスにゆず湯やミルクティーを入れてのせたり。もちろん小皿としても、クッキーをちょこっと入れると可愛いです。

九谷青窯 色絵コースター ¥1,575-

Category: 陶磁器

さこうゆうこさんの風鈴

さこうゆうこさんの吹きガラスの風鈴が届きました。
東京では連日猛暑が続いていますが、明日は立秋、暦の上ではもう秋です。今年はご紹介が遅くなってしまいましたが、この涼しげな姿だけでも庭だよりでお届けしようと思います。

早速包みを開けて窓辺に下げてみたら、涼やかなとてもいい音。高からず低からず、吹きガラスならではの心地よい音色です。嬉しくてひとつひとつ聴き比べました。吹きガラスの風鈴は、それぞれ音色が違うので、どの音が自分にとって涼しく感じる音か、音を聴いて選ぶとよいという話をきいたことがあります。確かに少しずつ音色が違っていました。
透明なガラスの中で揺れるスチールのモチーフ、短冊に麻布を使っているところが新鮮で、さこうさんのセンスを感じます。手紡ぎの麻ひもは、ビーズを使ってていねいに留められています。

今年の夏は、ほんとうに暑いです。庭の石垣の上の草木の水やりは、いつもなら雨に任せていても大丈夫なのですが、今年はほとんど雨も降らずにこの暑さなので、数年ぶりにホースを持ち出して水を撒きました。
昔は、これほどの暑さではなかったとはいえ、目で見て耳で聴いて涼をとろうとした昔の人の知恵、日本の夏の風物詩を大切にしたいなと思います。

 麻の葉・ツバメ・花の3種類(色はいずれも黒)があります。

さこうゆうこ 風鈴 ¥4,200-

Category: ガラス | Tag:

『チルチンびと』に掲載されました

住まいの雑誌『チルチンびと』(風土社)62号の特集「それぞれの庭物語」の中に、百草の庭が掲載されました。
『チルチンびと』は、創刊号から好きでよく読んでいる雑誌です。竣工したばかりのピカピカの家ではなく、何年かたって周囲の草木となじんだ家や、住まい手が楽しんで暮らしてきたような家が紹介されているところが魅力です。今回は庭の特集ということで、たくさんの庭の草花の写真と、植栽図、花暦を載せていただいて、とてもいい記念になりました。
機会がありましたら、ぜひご覧になってみて下さい。

取材の日には、家の設計をお願いした風工房の石井輝子さんと、庭づくりでお世話になった彩苑の栗田信三さんも来て下さいました。7年前にこの家を建てたときには、ここで店を営むことになるとは思っていませんでしたが、石井さんも栗田さんも、この家と庭がたくさんの人に開かれたことを、喜んで下さったようで嬉しいです。

Category: お知らせ

薪窯のパン屋さん「ユッカ屋」

【2012年8月追記】
ユッカ屋さんの百草のお店は、残念ながら、先月、移転のため閉店されました。 移転先などについては、ユッカ屋さんのブログでご確認下さい。

先月、薪窯パンと器のお店・ユッカ屋さんが百草にオープンしました。開店以来お世話になっている粕谷修朗さんと奥さまのナツコさんのお店です。

各駅停車の小さな駅・百草園に住んでいて、こんなおいしい自家製酵母のパンを焼きたてで食べられるようになったということは、私にとって嬉しいできごとです !
お店のガラス越しに覗く工房にある、お二人でレンガを積み上げて作ったという白い大きな石窯がとても印象的です。この窯の中で薪で焼かれるパンは、皮がカリッとしていてとても香ばしい。よーく噛んで味わいました。夏みかんのピールとクリームチーズのパン、すごくおいしかったです。
ユッカ屋さんへは、百草園駅からは徒歩約25分。隣駅からのバス停がすぐそばにあります。

「百草の庭」からユッカ屋さんへ行くには、店の裏手の七生丘陵散策路から庭園・百草園の前に出て、そこから倉沢方面へ坂を下っていきます。20分近く歩きますが、緑の多い道ですから、少し涼しくなれば、気持ちのよい散策になると思います。ぜひ合わせてお出掛け下さい。

薪窯パンと器 ユッカ屋
住 所 日野市百草736-3  
Tel・Fax 042-511-8482
定 休 日  火・水・木曜日
営業時間  11:00~18:00 パンが売り切れると早く閉店になることもあります。
  

Category: 散歩・近くのお店

白山吹の夏の実

連日、猛暑が続いていて、毎日クーラーに頼ってしまう生活です。昨年までは、一階でクーラーを使うことはほとんどなかったのに。 庭の草木も雨を待っています。 豪雨による災害で大変な思いをされた土地もあれば、恵みの雨を待つ土地もあって、雨の怖さとありがたさについて、それから、これからの地球の環境について、考えさせられます。

今、庭は、キキョウ、トラノオ、ミズヒキなどがぽつぽつと咲いているくらいで、ほとんど緑一色です。そんな庭の中、春に花を咲かせた白山吹(シロヤマブキ)の枝先を見ると、お行儀よく紅い実が並んでいました。季節の営みは途切れることなく続いているんですね。 秋にはこのつやつやの実が真っ黒に熟して、冬の間もほとんど落ちずに残ります。

暑い中、ご来店下さった皆さま、ありがとうございました。
今週から3週間、夏季休業をとらせていただきます。8月19日(木)からまた営業を再開します。ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願い致します。

Category: 庭の草木

桔梗のつぼみ

桔梗(キキョウ)のつぼみは、紙風船のよう。花びらが重ならずにぴたりと合わさっていて、五角形に角ばっているところがなんとも言えず可愛いらしいです。緑から青紫に色を変えながらふくらんでいき、早朝に5枚の花びらに裂けて開花します。
こういうつぼみを持つ花は、他に思い浮かびません。このいっぱいにふくらんだ姿をもっと長く見ていたいと思うのですが、このつぼみは明日にはもう花になっているでしょう。 桔梗の英名は「baloon flower」というそうです。バルーンフラワー。そう名付けた人も、このつぼみに魅かれたんですね。

Category: 庭の草木

富井貴志さんの山桜の豆皿

山桜の木をていねいに削り出して作られた豆皿。時間をかけた手仕事でなければ作り出せないもの。 のみで彫られたこまかな面のひとつひとつが、光を受けて本当にきれいです。 
「手に取ったときに自然とほほえみを誘うもの。まっさらな状態から使い込んで、『自分のもの』としてクタクタになったときに、より惹きつけられるもの」そんなものづくりを志しているという、滋賀県信楽在住の富井貴志さんの作品です。

梅や桜の花の形などいろいろな豆皿を作られていますが、今回届いたものは、この「yotsuoi」という名前のものです。 「四つ追い」という聞き慣れない言葉を調べてみると、家紋からきているものでした。「四つ追い柊」「四つ追い松葉」などの家紋があること、初めて知りました。この豆皿を手にすると、なにか特別なものを持っているような気持ちになるのは、家紋をモチーフにしていることと少し繋がっているのかなと思いました。
大きさは11×9cmほど。木肌を生かした蜜ろう仕上げとのものと、拭き漆のものがあります。裏まできれいに彫られている姿を、ぜひ手にとってご覧いただきたいです。

20×30cmの小さめの敷き板は、ナラとブラックウォールナットの2種類があります。
手前の端からもう一方の端まで、まっすぐに彫られた細い溝の線と、木目の曲線とが合わさって、さざ波を想わせるような繊細な表情をしています。表も裏も全く同じように仕上げられています。

山桜の茶匙。富井さんの作られる匙は、すくう部分と柄の部分のつながり具合が独特の形です。

煎茶、ほうじ茶、そば茶、紅茶、ジャスミン茶、烏龍茶… お茶が好きなのでうちにはいろいろなお茶を置いています。 茶匙は、どんなお茶の葉に使ったら似合うかなと考えると楽しいです。

豆皿「mamekuru・yotsuoi」 蜜ろう¥4,725- ・ 拭き漆(赤)¥5,250-
敷板「shikimono」 ナラ・ブラックウォールナット ¥8,400-
茶匙「kikusasa」 ¥1,890-

※メールでのご注文も承ります。どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。

Category: 木工 | Tag:

ヤシャゼンマイの苔玉

まん丸くてきれいな形。 端正な苔玉を作られる、苔玉作家・湯川のりこさんの作品が少しお店に加わりました。 写真のヤシャゼンマイの他、ハナズオウ、ソロ、ユキノシタなど、みな直径5~6cmほどの小さくて可愛い苔玉です。

苔玉の水やりの仕方をよくお客様に訊かれますが、水を張ったバケツやボウルに苔玉を沈め、気泡が出なくなるまでつけておくのが一番いいようです。霧吹きだと、表面の苔だけが湿り、中の土まで水が届いていないことがありますが、このやり方だとしっかり中まで水が入ります。 盆栽の水やりは、「乾いたらたっぷりと」が基本です。
夏の朝、水を吸った苔玉は、瑞々しい景色を作ってくれます。

 石付き苔を添えて

ヤシャゼンマイは、山菜のゼンマイとは別のもので、主に渓流のすぐそばの岩場に生えている、日本固有のシダ植物です。川が増水した時の水の流れに耐えられるように、ゼンマイが進化して、葉の形が水の抵抗を受けにくい細い形になった種だと考えられているそうです。 新芽の時期には、ゼンマイと同じようにくるっとうずまき状の姿で春を感じさせてくれます。夏の姿も涼しげで、お薦めの草ものです。

ヤシャゼンマイの苔玉 ¥1,260- ・ 石付き苔 ¥420-
飯田浩丈 丸板皿 直径16cm ¥1,890-

Category: 盆栽・苔玉

「まちの生ごみ活かし隊」

庭には小さな菜園のコーナーがあり、今年の夏はミニトマト・ピーマン・シソを育てています。赤くなったミニトマトを、少しずつ収穫し始めました。
蒸し暑い日が続き、庭仕事を怠けているうちに、草はますます勢いを増して地面いっぱいに広がり、木々もひと回りもふた回りも大きくなっている気がします。今度の休日には、必ず草取りをしなければ。

刈り取った草は、あっという間にバケツ何杯分にもなるのですが、こうした草や冬の落ち葉は、「まちの生ごみ活かし隊」の活動で、生ごみと一緒に回収され、堆肥になって土に還ります。自分の庭で堆肥化できればいちばん良いのですが、今はこの活動に参加して回収してもらっています。
6年ほど前に日野市の新井・落川地区で生ごみを堆肥化して販売する試みが始まり、それ以来、運営される方達の熱意のお蔭で、活動内容はとてもよい方向に広がっているように思います。地域の人たちが自由に参加できる協働のコミュニティーガーデン「せせらぎ農園」ができて、回収した生ごみや落ち葉は、ここの畑にすき込まれ堆肥になっています。畑では無農薬で様々な野菜が作られていて、一部は販売して活動費に充てたり、会員に還元されたりしています。

日々台所から出る果物や魚の皮などが、汚いごみではなく、こうして土に還るものなのだと思うと、ほっとします。「まちの生ごみ活かし隊」の活動の輪が、少しずつ広がっていくといいなと思っています。

「まちの生ごみ活かし隊」のHPはこちら →

Category: 日々のあれこれ

小川佳子さんの器

小川佳子さんの「釉抜 うさぎ並びマグカップ」。カップの底にもうさぎが隠れています。
寸胴のカップに大きな持ち手、たっぷりのカフェオレを入れたら、リラックスした気持ちになれそうです。
小川さんの器の特徴のひとつは、とても軽いこと。よくお客様に「軽い土を使っているんですか」と訊かれるのですが、そんなことはなくて、カップの底まで均一な厚みで作ることで生まれる軽さなのだそうです。
ブルーとイエローのうさぎ紋と、同色のしま模様のものがあります。このふたつの色は、同じ釉薬を使っていて、焼成の方法を変えることで違う色になっているのだそうです。しま模様のものは合計3回焼くことになるそう。詳しく説明して下さって、陶器は釉薬との化学反応でできあがっているんだなぁなんて、改めて面白く感じたのでした。

釉彩 組七宝紋の四円皿。楽しい形のお皿になにをのせましょう。クッキー、スコーン、ピータン豆腐、手毬ずし。わずかにくぼみがあるので、4種類の前菜を盛り合わせるのもいいですね。
小川さんは、模様を描くことが好きなので、この模様をつけるならこの形、と思って作り始めることもあるそうです。このお皿もそんな作品のひとつかもしれません。作品の形が活きるように、模様の種類や大きさ、角度、位置などを決めていき、形と模様がしっくりきた時に喜びがあるのだそうです。とても根気のいる絵付けだと思いますが、「コンパスを使うのが大好きなんですよ」とにっこりされた小川さんが印象的でした。

染付のお箸置き。組七宝、亀甲、青海波、麻紋、菱紋…10種類の柄が届きました。こんなに小さなものでも、日本の古典文様はきりりと決まって、きれいなものですね。 左は、鉄絵花唐草の豆皿箸置きです。薬味をのせて使ったり、スプーンレストにもなります。
この他、組七宝紋のカップ、パレット皿、ビアカップ、麻紋の楕円小皿と湯呑、花唐草の飯碗などが届いています。

小川佳子 マグカップ ¥2,625- ・ 組七宝片口 ¥2,625- ・ 四円皿 ¥4,200-
       染付箸置き ¥525- ・ 鉄絵豆皿箸置き ¥630- ・ 染付麻紋飯碗 ¥2,625-

※メールでのご注文も承ります。どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。

Category: 陶磁器 | Tag: