秋を楽しむ豆盆栽

秋の実や葉を楽しむ盆栽が入荷しています。
斑入りの玉竜と寄せ植えされたヤクシマヤブコウジは、鉢を含めた高さが14cmほどの豆盆栽。
小さな実がやがて赤くなると、一層可愛らしくなると思います。右奥のナナカマドの紅葉も楽しみです。
自然の中の草木と同じように、盆栽鉢の中のこの小さな庭にも、秋が訪れます。

左 : ヤクシマヤブコウジの豆盆栽 ¥1,575-
右 : ナナカマドの豆盆栽 ¥1,942-

Category: 盆栽・苔玉

キンミズヒキと猫

金水引(キンミズヒキ)の花が、去年よりだいぶ遅れて咲き始めました。
日蔭に咲くタデ科の赤いミズヒキとは、花の形も葉の形も全く異なり、調べてみたら、意外にもキンミズヒキはバラ科の植物でした。

こちらは、のら猫のふわちゃん。子供が小さい頃に名付けました。

キンミズヒキと猫がどういう関係なのかというと。
キンミズヒキが庭の中の少し離れた場所に増えていきます。こぼれ種という距離でもないし、どうしてかなと思っていたのですが、種を運んでいたのは、猫のふわちゃんかもしれないと最近気づいたのです。キンミズヒキは、衣服や動物の毛にくっついて運ばれるような種をつけるからです。

この猫は、とても人なつこくて、すぐに近寄ってきて、ごろんと仰向けになっておなかを見せます。 のら猫とは思えない無防備な姿です。 きっといろいろな家で可愛がられているのでしょう。 私が知っているだけでも、ふわちゃん、サビちゃん、すみれちゃんという3つの名前があります。 いくつ名前を持っているのかな。
のら猫のえさやりをめぐって裁判が起きたりしていますが、ここらは、用をたす茂みがいくらでもあるので、のら猫の住みやすい環境なのだと思います。 駅からの坂道の横の木立の斜面をざざざっとすごいスピードで駆け下りてくることがあって、そんな時は、さすが野性味あふれてたくましいなぁ、と思います。

お店の入口の階段で。 今日は、なかなか素敵にモデルをつとめてくれました。

Category: 庭の草木, 日々のあれこれ

shioさんの鋳金の香立て

shioさんの鋳金のお香立てをご紹介します。「わたしのおうち」「きのこの森」「草むら」「森のトンネル」「クマ」「二子山」「丘の上」などなど、こうして並べてみると本当に可愛らしい。オブジェとしても楽しめるものとして、shioさんが少しずつ増やしてきたシリーズです。

金属工芸の技法は、鍛金・彫金・鋳金の大きく三つに分類されます。鍛金と彫金は、なんとなく想像できるのですが、鋳金(ちゅうきん)の作業がどのようなものなのかは知りませんでした。
先日、shioさんがお店に来て下さり、鋳金について分かりやすく解説したオリジナルのノートを貸して下さいました。簡単に説明すると、ワックス(ろう) などで作品になる原形を作り、そこから鋳型をつくって、溶かした金属を流し込み、磨いて仕上げるのですが、ワックスを加工するところはまるで歯医者さんみたいな感じだし、「湯道」「ワックスツリー」なんていう印象的な名称が出てきて、面白かったです。
このノートはしばらくの間、百草の庭に置かせていただけることになったので、興味のある方は、ぜひご覧になってみて下さい。

shioさん作の錫(すず)のお皿「さざなみ」にイソギンチャクのお香立てをのせました。

こちらは「やまなみ」。山の中にいるクマさん。

私が昨年から使っているお気に入りは、この「ヤンバルクイナ」のお香立てです。
ヤンバルクイナは、沖縄本島北部の山原(やんばる)の森だけに住むクイナ科の鳥。shioさんの「やまなみ」の錫のお皿にのせると、やんばるの森の中。さこうゆうこさんのガラスの受け皿にのせると、水辺にいるような涼しげな雰囲気になります。写真でしか見たことのない鳥ですが、森の中の水場で日に何度も水浴びをし、夜は木の上で眠るというヤンバルクイナの姿を想像して楽しんでいます。

shio お香立て 「イソギンチャク」 ¥2,500- ・ 「クマ」「ヤンバルクイナ」 ¥3,000-
     錫合金のお皿 ¥5,800- Sold out
さこうゆうこ 吹きガラスの受け皿 ¥1,890- Sold out

Category: 金属・アクセサリー | Tag:

秋をさがして

庭の萩の花が風に揺れています。石垣の上の高いところに植えてあるのですが、地面に届くくらいに大きくしだれて、夏から秋にかけて花を咲かせます。

夏が終わる時というのは、いつもあっけないように突然終わる気がするのですが、今年の夏はいつまでも暑くて、なかなか終わりません。 暑さに弱い私は、少々息切れ気味です。
でも、9月になってから、ご近所の方と交わす挨拶や、いろいろな方達のブログや友人からのメールの中に、秋を見つけた言葉がたくさんあって、あぁ、少しずつ秋が近づいているんだなと思います。 朝の涼しい風、白い蕎麦の花、揺れるススキの穂、店頭に並ぶイチジク、薄く広がる雲、夜の虫の音。皆それぞれに秋をさがしているようです。

 今日は、庭で赤とんぼを見かけました。

この暑さが続くのもあと少し。ひとつひとつ秋をさがして過ごしましょう。

Category: 日々のあれこれ

泉田之也さんの「緑青釉たわみ鉢」

開店以来すり鉢を置かせていただいている、のだ窯・泉田之也さんの「緑青釉たわみ鉢」です。器の縁を折り返したような独特の形。食卓にこれくらいの個性が加わるのも、おもしろいなと思います。
墨色にうっすらと緑青の釉薬が流れているこの器、マスカットやいちごなどの色鮮やかな果物を入れても、とてもきれいです。

泉田之也 緑青釉たわみ鉢 ¥3,150-
※メールでのご注文も承ります。どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。

Category: 陶磁器 | Tag:

青いどんぐり

駅から「百草の庭」に向かう坂道に、コナラの青いどんぐりがいくつも落ちていました。風で落とされてしまったものなのでしょう。 コナラの実は、これから熟していくともっと細長くなりますが、今はまだ小さくて丸い形なんですね。
富井貴志さんの豆皿にのせてみました。 少しずつお店の中の秋の支度を始めようと思います。

先日、「まちの生ごみ活かし隊」のせせらぎ農園に行って、畑仕事を手伝ってきました。
今年最後の収穫の赤じそをたくさんいただいたので、しそジュースを作りました。この残暑も元気に乗り切れそうな、パンチのある味です。しそはアレルギー抑制にも効果があるそうですよ。
今週は、お客様にもしそジュースをお出ししています。まだしばらく暑さが続きそうですが、どうぞ遊びにいらして下さい。

富井貴志 豆皿「mamekuru yotsuoi」 蜜ろう仕上げ ¥4,725-   Sold out

Category: 日々のあれこれ | Tag:

一日苔玉教室のお知らせ

夏季休業を終えて、今日から通常通り営業致します。

9月23日(祝)には、一日苔玉教室を開きます。 題材は、カエデとバイカオウレンの寄せ植えです。カエデは丈夫なので、初めての方にもお薦めです。春の芽吹きをぜひ見ていただきたいです。バイカオウレンは常緑の草花で、早春のまだ花が少ない時期に小さな白い花を咲かせます。その花がらを摘まないでおくと、これまた可愛い種をつけた姿が見られるんです。
詳しくはお知らせのページをご覧下さい。ご参加をお待ちしています。

講師をお願いする橋口りかさんの盆栽が、近々また入荷する予定です。秋に向けてどんな盆栽が届くのか、私も楽しみにしています。届き次第、お知らせのページでご案内します。

モミジの豆盆栽 ¥1,575-

Category: お知らせ

ホトトギス

ホトトギスの花が咲き始めました。 花の紫の斑点が鳥のホトトギスの胸の模様に似ていることから名前がついたそうです。日蔭でもよく増えて、毎年たくさんの花を咲かせます。この花を見ていると、自然の造形ってすごいなと、いつも思います。

今年の春夏の草木には、今までにはなかった虫の被害があったり、咲かなかった花がいくつもありました。春からの天候不順やこの猛暑で、どうしたらよいものか植物も戸惑っているのだと思います。
厳しい残暑が続いていますが、庭の草木を見ていると、夏から秋へ季節は少しずつ動いていることが分かります。ナツハゼが紅葉し始め、ササリンドウがもうすぐ出番だというようにぐっと丈を伸ばしています。

Category: 庭の草木

九谷青窯の色絵コースター

大人のいたずら描きみたいで、見るたびになんだかおもしろいなぁと思う絵付けです。この九谷青窯の小皿、大きさは11cmほどで、「色絵コースター」と名前がついています。
コースターとして使うと、縁飾りのように模様が映えるんです。 たくさんの氷が入って汗をかいたグラスを置くには、陶器のコースターもいいかもしれませんね。 プレーンなカップにアイスクリームを入れてのせたり、冬には、耐熱グラスにゆず湯やミルクティーを入れてのせたり。もちろん小皿としても、クッキーをちょこっと入れると可愛いです。

九谷青窯 色絵コースター ¥1,575-

Category: 陶磁器

さこうゆうこさんの風鈴

さこうゆうこさんの吹きガラスの風鈴が届きました。
東京では連日猛暑が続いていますが、明日は立秋、暦の上ではもう秋です。今年はご紹介が遅くなってしまいましたが、この涼しげな姿だけでも庭だよりでお届けしようと思います。

早速包みを開けて窓辺に下げてみたら、涼やかなとてもいい音。高からず低からず、吹きガラスならではの心地よい音色です。嬉しくてひとつひとつ聴き比べました。吹きガラスの風鈴は、それぞれ音色が違うので、どの音が自分にとって涼しく感じる音か、音を聴いて選ぶとよいという話をきいたことがあります。確かに少しずつ音色が違っていました。
透明なガラスの中で揺れるスチールのモチーフ、短冊に麻布を使っているところが新鮮で、さこうさんのセンスを感じます。手紡ぎの麻ひもは、ビーズを使ってていねいに留められています。

今年の夏は、ほんとうに暑いです。庭の石垣の上の草木の水やりは、いつもなら雨に任せていても大丈夫なのですが、今年はほとんど雨も降らずにこの暑さなので、数年ぶりにホースを持ち出して水を撒きました。
昔は、これほどの暑さではなかったとはいえ、目で見て耳で聴いて涼をとろうとした昔の人の知恵、日本の夏の風物詩を大切にしたいなと思います。

 麻の葉・ツバメ・花の3種類(色はいずれも黒)があります。

さこうゆうこ 風鈴 ¥4,200-

Category: ガラス | Tag: