沈丁花

朝、窓の外の雪景色を見て、春はまだ遠いのか、と思いましたが、明るい陽射しにみるみる雪は溶けて、午後にはすっかりいつもの庭に戻りました。

雪を被った沈丁花(ジンチョウゲ)を撮りました。白い雪の間からのぞく蕾の紅がきれいでした。

Category: 庭の草木

春よ来い

寒い日が続いています。
早く春よ来い、と思いながら、今日はお店の中に、たんぽぽをさがしてみました。

トモタケさんの泥染めの麻のコースター。ひとつひとつ型染めと刺繍で描き出された絵柄が、とても温かくて、なんとなくユーモラスでもあるのが魅力です。たんぽぽの他にも、ぶどう、いちじく、栗などの果物柄も届いています。

布張りの小物入れ「TUTU」は、ふたを開けるときが楽しみ。こんなきれいなリバティーの花柄が現れるものもあれます。製作されているTETOTEの藤武美輪さんは、布を合わせる時が一番楽しいと話されていました。作品に使われているそれぞれに素敵な生地を見ていると、美輪さんがどんなに布が好きなのかが分かります。

庭の利休梅(リキュウバイ)、山茱萸(サンシュユ)、日向水木(ヒュウガミズキ)、みな芽が動き出しました。春はそこまで来ています。

Category: 布・革・羊毛・ニット

梅の百草園へ

今日は、暖かな陽気に誘われて、近くの百草園へ梅の花見に行ってきました。
梅の名所として親しまれている百草(もぐさ)園には、約50 種500 本の梅の古木があります。

入口の階段を上った正面にある「寿昌梅」は、 江戸時代に植樹されたと言われています。300年もの長い間、毎年花を咲かせ、人々に愛でられてきたのですねぇ。
最近は、八重咲きの梅を多く見かけますが、梅と聞いたら思い浮かべるのは、こんな5枚の丸い花びら。一重咲きの白梅はやっぱりいいなと私は思います。 暖かい陽射しを受けて、今にも蕾が開きそうでした。

その「寿昌梅」の根元には、福寿草の花がたくさん咲いていました。
この時期にはまだ茎が短くて、まるで地面から直に花が咲いているみたいです。まだ寒い早春の日に、力強く咲くこの明るい黄色の花を見たら、誰でも春は近し、と元気が出るのではないでしょうか。 それでこんなにおめでたい名前を付けてもらえたのかもしれません。

「蓮久」という名の八重咲きの梅が鮮やかに咲き、ほんのりいい香りを漂わせていました。茅葺屋根の「松連庵」では、お座敷から池の景色を眺めながら、よもぎ蕎麦がいただけます。

まだ三分咲きといったところでしたが、早咲きの梅をのんびり楽しみました。
「百草の庭」から百草園までは、店の裏手の七生丘陵散策路の石段と山道を10分ほど歩きます。歩きやすい靴でお出掛けになれば、ちょっとした山歩きの気分を味わえるコースです。

Category: 散歩・近くのお店

岩手の篠竹の「小判型ざる」

「百草の庭」は住宅地の中にあり、時々近所の方が「お店の飾りに使ったらどうかしら」と、花や果実を持ってきて下さいます。ありがたいことです。
今週は、レモンと金柑をいただき、早速、岩手から届いたばかりのざるに入れました。

この「小判型ざる」、お願いしてから何ヶ月か待ってようやく届きました。職人さんが注文を受けて作っているわけではなく、ほとんどは農家の方達が主に冬の農閑期に編んでいるものを分けていただいているからです。
材料も一年中手に入るわけではありません。自然を相手に農業を営む暮らしと、密接につながって作られてきた籠やざるが、次の世代にも受け継がれ作り続けられていくよう願います。

およその幅が33cm、30cm、27cmの3種類の大きさがあります。持ち手がついていて、茹でた野菜の水切りにも使いやすい形です。みかんを盛ったり、パンを並べたり、夏には茹でたとうもろこしや枝豆を入れたらとても合いそうです。

Category: 暮らしの道具

倉敷意匠計画室の白磁の切手濡らし

子供の頃、切手を集めていました。 その頃は、シートで購入することはできなくて、おこづかいで1枚、2枚と好きな記念切手を選んで買っていました。 大人になってからも増え続けた切手を収めた切手帖は、小さな版画の画集のよう。 今はとっておくことはせずに惜しげなく使っていますが、小学生の頃に買った切手だけは使えません。 懐かしい思い出として大事に残しておこうと思います。

倉敷意匠計画室の「白磁の切手濡らし」。 初めてこれを見たとき、こんなものがほしかった ! と思いました。倉敷意匠さんの文房具には、そんなものがたくさんあります。

ストックしてある切手の中から、季節や送る相手のことを考えて切手を選ぶのは、楽しいことです。 この切手濡らしを使うようになって、手紙を書く作業が最後まで気持ちのよいものになりました。 少しの贅沢ですが、大きな違いです。

白磁切手濡らし ¥1,365-  ・ 白磁丸トレイ(S) ¥588-

Category: 文房具 | Tag:

岩本清商店さんの「ちょこっとトレー」

金沢の岩本清商店さんの「ちょこっとトレー」にヤブコウジの小さな盆栽をのせました。
岩本清商店さんは、金沢独自の伝統工芸である、焼き桐に木地蒔絵を施す桐工芸の作品を作り続けているお店です。

とても軽くてやわらかな風合いの桐のトレーです。大きさは12×24cm、丸い溝がついています。表面を強い火で焼いて仕上げてあり、木目が際立ったその焼き肌が魅力です。湯呑にお菓子を添えたり、マグカップにミルクピッチャー、ビールにおつまみといった具合に、名前の通りちょこっとのせて気軽に使えるトレーです。
縁の立ち上がりがないので、小さな盆栽を飾るときに敷き板のように使って重宝しています。盆栽は、左右どちらかに傾いて「間」を意識して仕立てられたものが多いですが、このトレーにのせると、テーブルの上などでも「間」が生かされて、とても絵になる気がします。桐の焼き肌の濃い色合いに緑が映えてきれいです。

「ちょこっとトレー」 ¥1,575-

Category: 木工

新春

明けましておめでとうございます。

さこうゆうこさんの花入れ「マメハナ」に、小さな水仙の花を入れました。インク壺のようなぽってりとした形の透明なガラス。新春の光を受けて、清々しく光っています。

1月の営業は、14日(木)からです。
ご来店をお待ちしています。今年もどうぞよろしくお願い致します。

Category: 日々のあれこれ

冬の新芽

前庭のジューンベリー(別名ザイフリボク)の木。
枝先に新芽をつけて、すっかり春の支度を整えて、冬の眠りについています。

私はといえば、全く慌しく年の瀬を迎え、庭だよりもずいぶん間があいてしまいました。
10月に「百草の庭」を開店した今年は、初めてのことばかりでした。のんびり屋の私にしては、走りに走った一年でした。 春のクラフトフェア松本で、ちょっと心細く作品を見て回ったことも、いつか懐かしく思えるときがくるのだろうと思います。思い切っていちばん初めに声をかけたのが、熊本のオープンスタジオの高光俊信さんと太郎さんでした。ほうきとちりとりは、思い出の仕入れ第一号です。
それから少しずつ日本各地でものづくりをされている方達とつながりができ、今まで知ることのなかった地方の魅力も感じています。 今日も作っているんだなぁと、遠い場所を想うと、それだけで励まされる気がします。

ここのところ、家の中のことがついつい後回しになり、ごたごたになっているので、この冬休みの間に整えたいと思います。 まず、自分の身の回りをきれいにして、毎日を丁寧に暮らすこと、それが大切だと感じています。

今年ご来店下さった方、庭だよりを読んで下さった方、ありがとうございました。
皆さま、どうぞよいお年をお迎え下さい。

Category: 日々のあれこれ

庭の落ち葉

磯菊を最後に庭の花は終わり、ゆっくり紅葉したブルーペリーが葉を落とし始めたところです。裏山の木立からは、コナラの葉が舞い落ちてきます。

庭に集まる落ち葉の量はかなりのものです。6年ほど前に越してきた頃には、今は東京では焚き火が禁止されているとは知らずに、落ち葉焚きをして焼き芋を作って喜んでいたこともありました。
落ち葉の半分は掃き集め、残りは春先までそのまま残しておきます。地上の姿は消えているけれど、土の中で根を張り、小さな芽をつけて春を待つ宿根草を、霜から守ってくれるのです。虫たちも落ち葉の下で冬を越すのでしょう。本当に自然の世界はよくできているものだと思います。

庭に冬の訪れを感じる時、それは春を待つ始まりでもあります。

Category: 日々のあれこれ

倉敷意匠計画室の文房具

亜鉛凸版印刷の小さなラベルブックと新色のマスキングテープです。

紙へのこだわりが魅力的なものを作り出している岡山県の倉敷意匠計画室の文房具が届きました。
トレーシングペーパーの封筒、ワックスペーパーのマルシェ袋、型染め柄の付箋帳、ウィークリーペーパー、それから、ありそうでなかった二重マル◎シールや白磁のテープカッターなど。
小さなものだけれど、お気に入りの文房具を使うと、暮らしの中のいろいろな場面で、ちょっと楽しい気持ちになることがあります。

マスキングテープは、もともとは塗装の際に塗料がつかないように貼って覆う(=マスキング)ために作られた紙製テープです。和紙でできているので、手でもちぎれて丈夫で、テープの表面に字を書くこともできます。貼ったりはがしたりできるので、手帳に小さな切り抜きを貼ったり、気軽にイラストを壁に貼ってみたり、カレンダーのスケジュールの色分けに使ったりと、使い方は実にいろいろです。たくさんの色でコラージュするように使ったり、色を重ね合わせる楽しみもあります。
『マスキングテープの本』『マスキングテープ活用帖』などのアイディア満載の本も出版されていますので、ぜひご覧になってみて下さい。

ラベルブック ¥378- ・ マスキングテープ13mm幅4柄セット ¥588-

Category: 文房具 | Tag: