お念珠  お祈りの道具

お念珠 お祈りの道具

佐々木ひとみさんからは、アクセサリーとしおりのほか、お念珠も届きました。

お父様や小さな生きもの達とのお別れがあり、お祈りの時間のための道具を自分で作りたいと思われたことが、このお念珠を作ることにつながりました。
お父様のご仏壇の横にいつも置いてあって、毎朝「あいさつをするように」手を合わせる、その時に使われているそうです。「自分が好きなものを身に着けた方が、気持ちがつながりやすい気がして」というひとみさんの言葉が印象的でした。

長い年月を猫と一緒に暮らしてきたひとみさんらしく、猫のモチーフもあります。


お念珠(数珠)について、少しご案内いたします。

数珠は、仏教のお経や念仏を唱える際、その回数を数えるために使われるもので、念珠とも呼ばれます。持ち主を守る厄除けのお守りであり、御仏との縁を示す唯一の仏具と言われています。
多くの宗派の正式な念珠は、108個の玉(珠)で組まれていますが、現在では、寸法に合わせて個数が決められる略式の念珠も幅広く普及しており、様々なお色のものが作られています。

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白鳥・コギク・猫・蝶の4種類の美しいモチーフに、天然石と正絹の房のお色をひとつひとつ選んで制作されています。
専用の桐箱に収めてお届けします。
   

白鳥は、羽の中にそっと水晶の珠をひとつ抱えています。

ご自身のお守りとして、お祈りの時間の道具として、末永くお使いいただけますように。