「春迎えのつどい」 ありがとうございました

「春迎えのつどい」 ありがとうございました

ブログの更新が、半年ほど滞っていました。
昨春、サイトをリニューアルする時に、このページを「blog」と呼ぶか他のタイトルにするか迷ったのですが、やっぱりブログという感じではなくなってきてしまったなぁ。でも、SNSとは別の書く場所を、残しておこうと思います。

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3月のイベント「春迎えのつどい」を無事に終えてから、あっという間に2ヵ月余りが経ちましたが、少し振り返って書きます。

実店舗を閉じた2018年以来、本当に久しぶりにお客様とお会いする機会でした。
大きなギャラリーを借りて、初めての出店形式のイベントで、開催当日までにはいろいろな心配がありましたが、共催の書店 青と夜ノ空 さんと、出店者の皆さんのお人柄と作品の魅力のお蔭で、充実した2日間になりました。
なんとも言えない温かな余韻が残りました。

  

主催者の展示スペースは、会場の奥の方。和やかな会場の様子を見ながら、落ち着いて過ごすことができて、私にはちょうど良い場所だったように思います。

「百草の庭さんですか?」と訊ねられて、お店に行ったことがあります、まだ子供が小さい頃で、パズルをさせてもらいました、と話してくださったお客様がいらっしゃいました。
そうそう、店舗があった頃、小さなお子さん連れのお客様が来店されると、ゆっくり店内をご覧いただけるように、お子さんにはレジの横のカウンターで木製のパズルで遊んで待ってもらっていました。懐かしい。
そして、「今日は久しぶりの自分の自由時間なんです」というようなことを話されて、この機会を本当に楽しみに待っていたという様子で、この日のお品物の中からじっくりと選んでお買いものをしてくださいました。とても嬉しかったです。
お客様とのこうしたやり取りは、お店にとってのタカラモノです。

他にもお声掛けくださった方々、言葉は交わさずとも足を運び展示をご覧くださった皆さま、本当にありがとうございました。
     

card-yaさんには、この日のために小鳥とたまごの箱詰めのセットを用意していただきました。
染めと刺繍の[sonu]さんのうさぎさん、とっても人気でした。
そして、トチオサヤカさんの針金のオブジェ。また展示できる日を楽しみにしています。
      

搬入を終えた前日夜のroom103の外観。
当日の写真はほとんど撮れませんでしたが、出店者の皆さんの素敵な展示風景は、「春迎えのつどい」のInstagramで見ることができます。青と夜ノ空さんがSNSを管理してくれていました。

国立はとても好きな街。そしてroom103は、思っていた通りの気持ちのよい空間でした。ここでなにかやってみたいと思い続けていた場所があったからできたことだったと思っています。

   

針金のオブジェ photo : トチオサヤカ